COLUMN

ペット保険体験記:ペット保険の必要性2

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ペット保険体験記:ペット保険の必要性

からの続編です・・・

※ご本人のペンタ君です。

 

2018年1月のお正月に妹とアウトレットに行った際、

「最近、目が白く濁っている気がするし、物にぶつかる気がするけど、気のせいかな?」

とふと呟くと、携帯を明るくしてペンタ君の目に光を当てて見て、あっさりと

「白内障やで~」

と言われました。(彼女はトリマーをしており、動物病院で働いています。)

 

妹は獣医師でないのであまり信用せず、

「またまた~」

と言い返すも、妹からは病院で診てもらった方がよいとも言われました。

 

この時ペンタはまだ2歳1か月だった事もあり、ネットで検索しても若い犬の白内障の記事は出て来ず、6歳以降ぐらいから発症するような記事がほとんどだったので、白内障とは違うだろうと・・勝手に判断していました。

 

毎年4月にワクチンや健康診断を受けている事もあり、妹から白内障だと言われてから既に3ヵ月経過しておりましたが、ワクチンと健診を受診した動物病院で

「トリマーの妹に白内障かもしれないと言われ、目が白濁しているような気がする」

と先生に伝えると、部屋を暗くして同じように光を目にあてて、

「ペンタ君は白内障の可能性がかなり高いです」

と診断されました。

(妹よ、疑ってすまぬと思い、ほんまに?白内障等々複雑な思いでありました。)

 

いつも通っている動物病院では、

「目の手術等の機材が揃っていないのと、目は専門のドクターに診てもらうのがよいので、紹介状を書きますすが、いかがですか?」

と言われました。

 

関西で紹介できるのは、兵庫の姫路市と大阪の箕面市(当時)にある病院との事で、自宅近い箕面市の病院を紹介してもらい予約を入れて頂きました。

 

家から箕面の病院まで約2時間ぐらい掛かります。この病院の先生が気さくな方でほっとしました。

 

この先生によりますと、白内障にも段階があるらしいく、まだ初期段階の「若年性先天性白内障」との診断でした。白内障もあまり進行しなケースや徐々に進行していくケースなどもあるそうです。あとは糖尿病から発症する白内障もあるとか・・・

 

とりあえず他の病気の事は気にせずにいられたのでホッとしました。ただ、白内障に関しては、完治することはないと言われました。通院して、進行を抑えるか、手術をしてしまうかどちらかだと・・

 

白内障から緑内障やぶどう膜炎等々色々目の合併症はでてくる可能性はあるとの事。

 

遅らせるしかできないのであれば、まだ若いうちに体力があるうちに手術かなとその時は思いながらも、「一旦考えます」と先生にはお伝えしました。

 

手術を視野に入れるならご説明をとの事で、色々資料を頂き説明を受けました。

 

まず初めに気になったのが犬種です。手術後の合併症の発症割合が他の犬種に比べてかなり高い数字である事。

  

この情報は初耳で、最後の最後まで考える1つの項目でありました。ボストンテリアだと、他の病院では手術は断っているところもあるとの事でしたが、「僕はやりますよ!」という先生の自信は心強いものでした。

ペンタ君の場合は、右目が進行していて、左目はまだそこまでだったのですが、どちらかの目だけでもいいのでは?という選択肢もありましたが、いずれにしろ両目共に白内障であることは間違いなく、これも悩む材料でありました。

この料金は病院によって違いますので、他がどうかはわかりませんが、上記は私が説明を受けた時の金額であり、現在は消費税等で変更になっている可能性があります。

 

いくらぐらいするのだろう?という疑問が解けた瞬間でしたが、金額を見て腰が抜けた瞬間でもありました・・・。

 

人間の白内障の手術は簡単で、すぐできると年配の方々がおしゃっていたのが頭を駆け巡り、

「これ、金額間違えてますよね?」

と先生に言うと、残念ながらあってますと言われました。

 

ペット保険に加入していなければ、これを全額自己負担しなければならないと思うと、その場で倒れそうな金額でした。

 

先生も面白い先生なので、「倒れないでくださいね(笑)」と言われたので、金額に対してかなり驚いている表情が出ていたのだと思います。いざという時のペット保険に入っていたことに感謝しましたね・・・。

 

この日は初診料や、診察料・目薬代などなどで3万円程度支払ました。人間の目薬と同じらしいのですが、保険適用でない分、目薬代も高いです。1本4,000円ぐらいする目薬もあります(涙)

 

 

この日以降、目薬との闘いが始まりました。

 

中々目薬がさせなく1滴を落とすのに30分もかかり、かなり悪戦苦闘をしました。

 

二人がかりで目薬をするとか、目薬を隠しながら入れるとか色々方法を教えて頂きましたが、どれもダメで、1つ編み出したのが、お風呂の浴槽に入れて目薬をさすことで、スムーズにさせる方法を編み出しました。

 

今では、当たり前の日常なので、簡単にさせますが、あの時は本当に大変でした。お互いに慣れというのはすごい物だと思う瞬間であります。

 

目薬を毎日さすのも嫌だと思い、手術を決断する材料の1つになりました・・・

 

 

 

次回は、手術を受けた時の様子をご報告させて頂きます。

 

ペット保険体験記:ペット保険の必要性3

 

<文責>

向井 由美子

 

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