COLUMN

開業医家庭における教育費準備

開業医を数多く訪問していますと、若い世代の開業医家庭においては教育資金の準備方法が話題になるケースが多くあります。とくにお子様が医師になりたいということであればなおさらです。

どの方法が効率よく貯められるのか?それぞれのご家庭に合った方法を見つけていただければと思います。

 

実際の教育費

教育費を貯めるゴールとしては、主に大学の学費になると思います。ご参考までですが、大学医学部の学費を少しみてみましょう。

 

国公立大学医学部の学費(入学金込み)は標準額として、6年計約350万円かかるといわれております。そのうち公立大学の入学金はその都道府県民・市民などによって変わってきます。(某県立医科大学入学金:県民282,000円 県外者802,000円など)

 

私立大学医学部の学費は約1,910万円~約4,700万円と、大学によってかなり差があります。

 

また、大学は国公立に合格をしたとしても、それまでの塾や学校にも学費はかかりますのでかなり余裕をもった準備が必要になります。少なくとも、我々がプランニングするケースでは、「想定される最大の金額を目標に準備をしておき、不要になればご夫婦の老後資金等に回せばよい」とご説明をしております。

 

もちろん、毎月の資金繰り・キャッシュフローを見ながらの準備にはなりますが・・・

 

教育費の準備方法

次に教育費を準備するやり方には何があるのか??いくつか代表的な方法を挙げてみましょう。

 

【預貯金】

特徴:いつでも引き出しができる。積立額の縛りがない。低金利下ではリターンの期待なし 

 

【学資保険】

特徴:いつでも引き出しはできる。払込期間の設定によるが一般的に10年~15年以上経たないと元本割れをする。払込後は元本+αとなる。契約者である親が死亡した際はそれ以降の保険料支払いが免除になるタイプが多い。満期あり。

 

【終身保険】

特徴:いつでも引き出しはできる。払込期間の設定によるが一般的に10年~15年以上経たないと元本割れをする。払込後は元本+αとなる。契約者である親が死亡した際は死亡保険金を遺せる。特に満期は無いため、払込終了後も入用がなければそのまま置いておくと解約返戻金が増えていく。

 

【変額保険】

特徴:積立型保険と投資信託のハイブリッド。いつでも引き出しはできる。主に株式や債券など投資信託で運用する。利益がでるかは運用次第。設定した死亡保障は減ることはない。

 

【つみたてNISA】

特徴:いつでも引き出しはできる。年間40万円まで積立可能。主に株式や債券など投資信託で運用する。利益がでるかは運用次第。利益が20年間非課税。死亡保障は無し。

 

【ジュニアNISA】

特徴:子供が18歳まで原則引出しができない。年間80万円まで積立可能。主に株式や債券など投資信託で運用する。利益がでるかは運用次第。利益が5年間非課税。死亡保障は無し。

 

まとめ

医学部入学にかかる費用や代表する教育費の貯め方をみてきましたが、流動性(いつでも現金化できるか?)、いくら払うのか?、いくら貯めるか?、死亡時の保障、運用リスクなど検討し、ひとつの方法・通貨だけではなく、いくつかを組み合わせて準備するのがよいでしょう!

 

 

<文責>

株式会社FPイノベーション

専務取締役 林 健太郎

 

 

 

ご相談については下記リンクよりご連絡下さい。

https://www.fpinnovation.jp/otoiawase

 

 

この記事に付いているタグ