COLUMN

ペットの熱中症

今年の夏は異常な暑さでしたってここ最近ずっと言っている気がします。

先日、悲しいお話を聞く事になり、心が痛い日々です。

 

うちには、短頭犬と言われているボストンテリアがいます!

 

宅配のドライバーさんが荷物を届けて頂く時、もれなく抱っこで対応なのですが(ベタベタ教です)、その際、ドライバーの方に「フレンチブルドックですか?」と聞かれ、「ボストンテリアです」とお伝えすると、「私が配達している所で、3歳のブルドック君がおられたのですが・・」と言われ、どうされました?と伺うと、この夏の猛暑のせいで、エアコンをガンガンつけて出られていたのですが、エアコンが壊れてしまい、帰宅すると下痢と嘔吐で・・飼い主の方の顔見るなり、亡くなってしまったとのこと・・・

 

ドライバーの方もフレンチブルドックと一緒に過ごされているとの事で、とても他人事ではいられなかったと・・。

 

この顔を見ると、伝えずにはいられないとの事でした。聞きたくない悲しい話です。

 

鼻ぺちゃと呼ばれる犬種達、足の短い犬種、心臓や呼吸器に疾患を持っている子、ダイエットを指示されている子は、熱中症のリスクが更に高いと言われています。

 

別の所で、猫ちゃんの熱中症のお話も聞きました。

 

エアコンをつけて出かけていて、高い所にリモコンを置いていたとの事ですが、帰宅すると、冷房から暖房に切り替わっていたとの事(猫ちゃんは予想外の行動をしますよね?狭い所、高い所、自由自在に動きます)。

 

猫ちゃんぐったりで、すぐに病院に駆け付けて点滴をしてもらい、命はとりとめたが、高い出費だったと。

 

飼い主さんの外出時、彼等に害が起こらないように、細心の注意を払うのですが、予想外の事は、起こってしまいます。

 

暑さは、だいぶましにはなってきましたが、まだまだ安心できる季節ではないので、細心の注意と合わせて、ペット保険の重要性が必要不可欠だと改めて思いました。

 

17歳のダックスフンドと過ごされていたご家族は、今まで、何も病気をしてこなかったのに、3ヵ月ぐらい前から急に、腎臓が悪くなり、肺に水がたまり始めたと・・

 

肺の水を抜き、腎臓のケアをして3か月で60万円かかり、結局助けられず、旅立ってしまったとの事でしたが、望む治療ができたので、後悔していないとおしゃってました。

 

あえて言うなら、保険に入っていたら、もっと色々できたのか?なとは思いますが、出せる範囲で、治療ができたとおしゃっておられた反面、動物病院の治療費って本当に高いと!良心的な病院だったので、融通してもらってはいたが、保険の大事さを実感したとおしゃってました。

 

高齢になると、病気になると中々保険に入れないので、若いうちに加入しておくべきでしたと。

 

長い年月共に過ごした家族には、苦しまず、きちんと最後まで治療を受けさせてあげたい気持ちは皆さん一緒なので、保険の大切さをもっともっと広げて、背中を押してあげて欲しいと頼まれました。

 

保険料は、決して安くないですが、1匹でも多くの大切なパートナーが、『痛い』、『苦しい』等の思いが軽減できるよう願います。

 

 

<文責>

向井 由美子

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