COLUMN

重複している補償を見直して保険料の削減を!

保険のお仕事をしていて、数多くのお客様へ保険の説明をさせて頂いていると、知らない間に重複して保険をかけていることに気付いておられない方がまだまだ多いと実感する日々です。

 

保険料にすると年間数千円だからと仰られるのですが、数千円でも積み重なりますと大きな金額になりますので、無駄のない保険のかけ方をぜひ心掛けて頂きたいと思います。

重複する主な保険は・・

 

【個人賠償責任保険特約】

最近は自転車に乗る際、都道府県の条例で義務化をされている事が多くなり、

・携帯で手続きしました!

・自転車を購入した際加入しました!

・子供の学校の保険で加入しました!

・車に付帯しています!

・共済で加入しています!

等々、皆さん入口は違うのですが、補償の内容が同一だった事に驚かれる方が多いです。

 

先日、火災保険を加入頂く際、上記のうち4つに該当するお客様に遭遇しました。すべての保険に1億円ずつの補償がついていました。

 

4億円近い賠償事故が発生すると、すべての保険が役割を果たしてくれますが、『物』に対する保険は、各社から保険金はでないとお伝えするととても驚かれていました。

 

また、個人賠償責任保険特約は、1世帯で1つ付帯されていると、1世帯内の皆様が、補償の対象になると説明するとこちらもとても驚かれました。

 

ご夫婦とお子様3人の家族だと、各々に加入する必要はないのです。

 

日常生活賠償責任保険特約という言い方をしている会社もありますので、重複していないか?確認を頂きたい箇所です。

 

 

ちなみに、個人賠償責任保険特約とは・・

 

日常生活に起因して、他人をケガさせたり、他人の物を壊した際の法律上の損害賠償責任を補償するものとなります。

 

日常生活とうたわれている事から、仕事中に起こったトラブルには対応する保険ではありませんのでご注意下さい。

 

 

実際にあった事例としては、

・こちらが自転車、相手が車の衝突で、相手の車を壊してしまった

・シャッター付きのガレージで、シャッター棒につまずいた際、車道を通行しているタクシーを損壊させてしまった

・坂道で自転車に乗っている際、ブレーキをかけ遅れ、他人の車庫に突っ込み、シャッターを壊してしまった

・デパートで買い物中に、バックが商品にあたり、陶器を壊したしまった

・賃貸に住んでおり、水道を閉め忘れそのまま旅行にでかけ、帰宅時階下に水漏れを起こしたしまった

などなど、日常生活に潜む損害に対して、支払対象となる保険です。

 

自己負担で弁償するのも1つですが、日常生活賠償責任保険特約という特約が付帯されているなら、保険を使って請求すると保険金が支払われますので、加入しているだけの保険にならず、保険の役割を果たしてくれます。

 

よく自転車保険という言い方をされ、自転車に乗っている時だけに有効だと思われている方もいらっしゃいます。

 

本当に自転車に乗っている時だけなのか?こちらも今一度確認を頂きたいと思います。

 

 

個人賠償責任保険特約以外に重複する保険としては、弁護士費用補償も重複するケースが多いので、注意が必要です。

 

弁護士費用には、『自動車弁護士特約』『日常弁護士特約』の2種類あります。

 

前者の『自動車弁護士特約』とは、自動車事故の際に弁護士先生へ相談する際に発生する費用を補償する特約です。

 

後者の『日常弁護士特約』とは、日常生活で対人・対物の損害が発生した際に、トラブルに巻き込まれた時に弁護士先生に依頼する際、かかる費用を保険で補填します。

 

最近は、『日常弁護士特約』という範囲が広い特約を付帯される事が増えてきています。

 

色々とトラブルが増えている世の中事情が背景にあるのかもしれません!

 

『個人賠償保険特約』も『弁護士特約』も特約と名になっていますので、単体では取扱ができません!

 

何かの保険に特約として付帯していますので、見落としがちな部分になります。

 

ぜひ一度、ご契約されている自動車保険・火災保険・傷害保険やクレジットカードに付帯されている補償などを確認してみて下さい!

 

 

<文責>

株式会社FPイノベーション

向井 由美子

 

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