COLUMN

自動車保険の【年齢条件】【補償の範囲】について

日々の業務の中に、自動車保険の契約を多く取り扱っております。自動車保険は一見すると簡単のようで、一番奥が深い保険種類のような気がします。

同じパターンでの引受がなく、いつも頭をフル回転させる種目です。年齢条件だったり、補償の範囲だったり、多数割引の条件だったり・・・・

 

契約者、被保険者が誰なのか?によって、等級が引き継ぎできるとか?できないとか?色々と条件があるので、なかなかややこしいです。さらに複数所有(2台以上)あると、複雑になりますね・・・

 

皆さんご存知で、今更?と思う事だと思いますが、整理の意味を兼ねて、1つずつ確認を頂ければ幸いです。

 

まずは、年齢条件、補償の範囲について、一般的な考え方をご紹介致します。(年齢条件は、各社条件が違うと思いますので、ご契約の際は各保険会社の条件を確認ください)

 

①記名被保険者(主に車を運転する人)は誰ですか?

→法人or個人

 

②車の種類は何ですか?

→自家用8種【用途・車種が、自家用普通乗用車・自家用小型乗用車・自家用軽四輪車・普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)・自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)・自家用小型貨物車・自家用軽四輪貨物車・特種用途自動車(キャンピング車)】である自動車かそれ以外

 

③車の用途は何ですか?

→事業用or自家用

 

④補償の範囲は?

→同居の家族or友人・知人or社員

 

⑤最も若い運転者は?

→21歳以上or26歳以上or35歳以上

 

自動車保険を契約しようとした際、保険募集人から上記①~⑤のような事を質問されたことがあると思います。この質問で年齢条件がつけられる車なのか?そうでないのか?の判断をしています。

 

では下記の条件をもとに補償の範囲を見てみましょう!

①個人

②自家用普通乗用車

③自家用

④同居の家族

⑤35歳以上(19歳の生計を一にする別居の未婚の子供がいるとします)

 

上記の契約条件した場合、補償される対象者は以下の通りになります。

*補償の対象となる方の業務に従事中の方等で一部年齢条件の制約を受けるケースがあります。

【ポイント】

19歳の未婚のお子様が同居をしているか?していないか?が大きなポイントとなります。今回のケースでは、お子様は別居をしているので、年齢条件を35歳以上で契約をしていても19歳のお子様が事故をした場合は補償対象となります。(別居のお子様はたまにしか車に乗らないので、事故に遭遇する確立が低くなる為、年齢条件に組み入れないという考え方です。)

 

1台の車に対して、誰が運転して、何人ぐらい運転して、どのくらいの頻度で運転して、何歳の人が運転して等々のデータの元、自動車保険の保険料は算出されています。

 

範囲を狭めて、契約する方が保険料はお安くなりますが、実際の実態にあっているか?は常に確認が必要です。

 

同居の親族の年齢も上記表に達した時、見直しておかないと、ずっと高い保険料を払い続ける事にもなりますので、定期的な見直しと確認は大事です。

 

上記赤字で記載した部分に関しても、たまに勘違いをされるお客様がおられますので、少し触れておきます。

 

例)上記条件にて、28歳の従業員が会社の荷物を配達する際、車を使って事故をした場合、(法人で車を使用する際、約款上従業員は使用人となります。)年齢条件について、使用人は除くと文言が記載されているので、友人・知人の分類にならず、業務に従事中に事故が起こった場合、年齢条件の部分で保険の対象になりませんので、保険適用ができなくなります。

従業員の方が車を運転される際、従業員の中で一番若い方の年齢に年齢条件を合わせて頂く必要がありますので、ご注意ください!

 

車の車種によって、年齢条件が付帯できる場合、付帯できない場合があり、車の用途によっても、年齢条件が付帯できる場合、付帯できない場合があり、そして誰が運転するかによって、年齢条件が変わる場合などなど、年齢条件と一言で言っても多岐に渡る確認が必要となります。

 

自動車保険の引受の難しい部分の1つであります。

 

保険に携わっている方がすべて理解をして、最適なアドバイスができているといいのですが、たまにアドバイスが間違っている場合も見かけます。

 

保険のプロに任せているのだからと思いたい部分ではありますが、契約をされるまえにご自身で概要だけは把握して頂きたいと強く願います。

 

ご家庭の状況や、社内の状況は、日々変化しますので、状況を一番認識頂いているご契約者が、内容をキチンと把握をしたうえでご契約することで、保険料の払い過ぎや、補償の不足が生じなくなり、トラブルが回避できます。

 

保険のプロとしても日々、お客様に寄り添い、状況を確認していくという基本をおろそかにしてはいけないと、この記事を作成しながら、改めて感じております。

 

<文責>

株式会社FPイノベーション

向井 由美子

 

・24時間500円からの1日自動車保険「ちょいのり保険」

 

 

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