COLUMN

大雪と損害保険

令和3年1月7日からの大雪による災害により被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。

 

今回の様な大雪に見舞われてしまうと、災害が多く発生致します。

新雪の重量は、乾いていると1平方メートルあたり50キロ、湿っていると1平方メートルあたり100キロ以上と言われています。

 

なお、雪の種類は下記のように分類されるとのことです。

 

新雪:圧縮されていない雪

こしまり雪:新雪と締雪のあいだ

締雪:自重で圧縮された雪

ざらめ雪:気温が上がり溶け始めの雪

 

以下は更に重みが増し、1平方メートルあたり500キロ以上になると言われています。

 

こしもざらめ雪:小さな湿度勾配の作用でできた平らな面を持った粒

しもざらめ雪:コップ状の粒からなる

氷板:板状の氷

表面霜:空気中の水蒸気が表面に凝結した霜

クラスト:表面近傍にできる薄い固い層

 

雪が積もった後に雨が降ると雪の重さにプラスして降水の重さが加味されます。(降水を重さに変えると、1平方メートルあたり、15~20キロ)

 

屋根やビニールハウスは積耐重を計算して作られていますが、積耐重を超えて雪が降り積もると、耐えられなくなり押しつぶされることになります。

 

火災保険では、雪の重みで屋根が潰れてしまった場合など、雪の災害についても補償される場合がありますので、是非とも契約内容をご確認下さい。

 

冬季は、凍結して排水管が破裂し、水浸しになる事故も多く発生致します。こちらも火災保険で対応可能な可能性があります(補償内容をご確認下さい)。

 

雪の災害は、積雪による災害だけではありません。

 

車の運転をしている時にも注意が必要です。

 

いきなりホワイトアウトに襲われたりすると、普段の運転時より注意が必要になります。

 

特に下記のような場所では、事故が多発しておりますので、走行の際は万全の注意を払ってください。

 

坂道

カーブ

橋の上

交差点

トンネルの出口

 

これらの場所は路面が凍結をしているケースが多くあります。冬用タイヤなどを装着し、スピードの出し過ぎにはご注意下さい。

 

積雪の多い地域の方は、タイヤ、ジャッキ、チェン、寒冷地用ウオッシャー液、毛布、防寒具、食料、ブースターケーブル、懐中電灯、軍手、長靴、スクレーバー、解氷スプレー、砂、けん引ロープ、スコップ等をあらかじめ車に積んで備えておいて頂きたいですね。

 

また、転落の事故も多発します。

表層なだれ(古い積雪の上に降り積もった新しい雪が滑り落ちる)や全層なだれ(これまでに積もった雪の層全体が地表面の上を流れるように落ちる)といった雪崩に巻き込まれる事故も増えます。

 

必ず、携帯電話を持参し二人以上で雪かきをして頂く様にお願い致します。

 

万が一、事故やケガに会われた時、傷害保険に加入されていると保険金のお支払いが可能となります。

 

災害救助法が適用された地域は次のとおりです。(2021年1月11日現在)


<秋田県>

横手市(よこてし)
湯沢市(ゆざわし)
大仙市(だいせんし)
仙北市(せんぼくし)
仙北郡美郷町(せんぼくぐんみさとちょう)
雄勝郡羽後町(おがちぐんうごまち)
雄勝郡東成瀬村(おがちぐんひがしなるせむら)

 

<新潟県>

長岡市(ながおかし)
柏崎市(かしわざきし)
十日町市(とおかまちし)
糸魚川市(いといがわし)
妙高市(みょうこうし)
上越市(じょうえつし)

 

<富山県>

砺波市(となみし)
小矢部市(おやべし)
南砺市(なんとし)
氷見市(ひみし)

 

<福井県>

福井市(ふくいし)
あわら市(あわらし)
坂井市(さかいし)
大野市(おおのし)
勝山市(かつやまし)

 

これらの地域の契約者については、保険料の払込が猶予されたりしますので、詳細はご契約をされている保険会社へ確認をお願い致します。

 

また日本損害保険協会の『自然災害等損保契約照会制度』災害救助適用地域においては、家屋等の流失・消失等により損害保険会社との保険契約に関する手がかりを失ったお客様からの契約照会に応じる制度がありますので、必要な場合にはこちらもご確認下さい。

 

<文責>

株式会社FPイノベーション

向井 由美子

 

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